マンションのリビングの一画に子供部屋を設けました。
小学校までは、リビングのテーブルで勉強や、宿題をしていますが、
中学生ともなってくると、周囲の音が気になりだし、集中できたり、
一人の時間がほしくなる、いわゆる自我形成の過程は、親としても
神経を使うときだと思います。
そのような時に”部屋がほしい”と要望が出るようです。
間仕切は、どのようなものにするかあまり考えられないケースが
多いですが、必要に応じて決めていいと思っています。
決める要因を挙げると
・コスト
・遮音性
・デザイン
という要素がありますが、
今回は、コストもそこそこで、遮音性があり、デザインも満足できるものを
考えました。まだ建具は設置していませんが、遮音性を考えるとドアが有効です。
また、コストを考えると施工性のいいプラスターボードにクロス仕上げが
一番ローコストですが、大工工事とクロス工事の2業者を使います。
デザインを工夫して、1業者で大体同じくらいにコストは収める事ができました。
リビングはシナ合板を使用
ポイントでリブを付けました。
仕上げは施主自ら行います。
シナが全面くるとおとなしすぎるので
いいアクセントになったと思います。
子供部屋は
ピンナップが自由にできて、かつ吸音効果や
多少の断熱効果の見込める素材を使いました。
アクティブな子供部屋になったと思います。
(ドアはこれから取り付けます)
最後に見たお子さんの笑顔が印象的でした。